地域活動報告
平成28年7月13日、日置市地域包括支援センター主催の研修会にお伺いしました。
参加者は介護支援専門員、社会福祉士、保健師、ヘルパーの方々。当院の内田医師より「うつ病と認知症について」というテーマで、疾患や治療、対応の仕方等について、症例を交えながらお話させて頂きました。講義の後には、介護支援専門員の方から事例提供があり、グループワークも行われました。今後の支援にお役立て頂けると幸いです。
平成28年7月13日、日置市介護(予防)サービス提供事業所よりご依頼をいただき、訪問介護(ヘルパー)をされている方々に「精神障害とその対応について」というテーマで研修講師をさせていただきました。大脇精神保健福祉士より精神障害についての基本的理解と接し方のポイント、アサーションを用いたコミュニケーションのコツ、自分自身のメンテナンスについて、合わせて木之下訪問看護師からは実際に体験した事例を交えて説明させていただきました。グループワークでは実際に対応で困った場面をあげていただき、アサーションを用いてお互いが気持ちよくコミュニケーションをとる練習をしました。「どう対応したらご本人に納得してもらえるんだろう」「もっとこうしてあげたいのに」という日頃から皆さんが利用者様のために頑張られている思いを聞くことができ、頼もしく嬉しく感じました。
当日は約100名の参加があり、事前のアンケートでは精神障害を持つ方への支援に対して不安を持っているといった声がありましたが、今回の研修で少し肩の荷をおろしていただき、困ったときには1人で抱えずに支援者みんなでご本人を支えていくことができれば良いなと思う研修となりました。参加していただいた皆様、ありがとうございました。