当事者研究 with 向谷地先生from北海道べてるの家~デイケアより~
デイケアでは当事者研究を行っています。当事者研究とは、自分自身の生活上の”苦労”をテーマに取り上げ、仲間と一緒にユーモアを交えながら、新しい自分の助け方を探していくものです。
先日、当事者研究の発祥の地である北海道「べてるの家」より向谷地先生をお迎えし、デイケアで一緒に当事者研究を行いました!
メンバーの皆さんから、現在の研究テーマである「爆発」や「かまってちゃん病」、「寂しさの研究」などの研究報告をしていただき、向谷地先生にもアドバイスをいただきました。研究内容にユーモアある突っ込みをして下さったり、べてるの家の研究話を教えて下さったり、終始笑いの絶えない楽しい当事者研究をなりました。
また、苦労が生まれるには「なつひさお」の場合が多いと教えていただきました。
「な」…悩みがあるとき
「つ」…疲れがたまっているとき
「ひ」…暇なとき
「さ」…寂しいとき
「お」…お金がないとき、お腹が空いているとき、お薬がないとき
これにはメンバーも「あ~なるほど~」と納得し、向谷地先生から「今、『ひさお』さん状態ですね」と名付けられたメンバーもいて、笑いを誘いました。
向谷地先生からは「とっても良い研究が出来ていますね。デイケアの雰囲気もとっても良いです。北海道に帰ったらみんなに報告します。」と嬉しいお言葉をいただきました。
これからも楽しみながら当事者研究を続けていきたいと思います。希望のテーマもたくさん出ており、うちのデイケアメンバーは順調に苦労を重ねているようです!今後が楽しみです!
向谷地先生、わざわざ鹿児島まで来ていただき、ありがとうございました。
ぜひまたお会いして、皆でワイワイガヤガヤと研究が出来たらいいなと思います。
※デイケアでは随時メンバーを募集しています。まずはお気軽にご相談ください。
※写真は掲載の許可をいただいています。