ボランティア講座『地域の支え合い』
H27年10月21日、出前講座で武岡福祉館にお伺いしました。
今回は、「認知症の方への接し方」というテーマで、当院認知症病棟の看護師、臨床心理士、精神保健福祉士でお伺いし、お話させていただきました。
はじめに、「認知症」と「もの忘れ」の違い、認知症の中核症状、周辺症状等についてお伝えした後、皆さんで、認知症予防ゲームや認知症の方への対応の仕方について練習をしました。
認知症の方が「財布がなくなった!」と探している場面での対応について、当院職員のデモストレーションを見て頂いた後、会場の皆さんで接し方について考えました。
「優しく声をかけているところが良かった。」「家族が財布を見つけても、本人に気づかせてあげたら、もっといいと思う。」という意見を参考に、対応のポイントを確認しながら、実際に皆さんで練習をしました。
当日は約60名の方々にお集まり頂きました。メモをとっている方や質問をしてくださる方など、熱心に勉強されていらっしゃいました。
途中、笑いあふれる場面もあり楽しい時間となりました。こちらも沢山の元気を頂くことができました。
ご参加頂きました武岡地区の皆様、ありがとうございました。
また、このような機会でご一緒に勉強できることを楽しみにしています。