出張講座 ”ほのぼの語ろう会にお伺いしました”
平成28年1月21日(木)に日置市東市来保健センターで行われたほのぼの語ろ会へお伺いしてきました。
ほのぼの語ろ会は、日置市地域包括支援センターが主催する認知症の家族の方や介護に携わる方を対象にしている会で介護に関する情報提供や語り合いの場として設定され、年数回テーマを決めて実施されています。
昨年度も当院の心理士へ依頼を頂きましたが、好評だったとのことで、再度依頼を頂きました。
今回も「認知症の方との接し方」という同じテーマで行われましたが、前回とは少し趣向を変えてみました。
最初に三州病院の紹介をさせて頂きました。
次に認知症と年齢に伴う物忘れの違いや認知症の種類、障害構造について説明を行いました。
認知症の方への対応について 考えて頂くために二人組を組んでもらいました。イメージを起こしやすくするため、当院スタッフが症例にそってデモンストレーションを行いました。
その後、実際に対応の仕方を実践して頂きました。
認知症の方の何が障害されて 何を訴えているかを考えることが必要ですが、対応する家族自身の気持ちも大事にしてくださいとまとめさせて頂きました。
その後、グループを作って、普段感じていることなど活発な意見交換が行われました。
当日は、小雨が降る足元の悪い中ではありましたが、地域の方が30名以上、
介護職に携わる方も含めると40名以上の方が参加してくださり、関心の高さが
伺えました。また、家族の対応だけでなく近隣の方に対する対応の難しさなどの
話も出ました。日々関わっていらっしゃる方達だからこその意見も聞かせて頂き、
私共スタッフも大変勉強になりました。
参加された皆様ありがとうございました。また、機会がありましたらよろしくお願
いいたします。 ありがとうございました。